皆さんこんにちは、アイリンクインベストメント多田です。先週末は安倍首相の辞任を受けて株価は急落しましたが、その下落ぶんを埋めてきました。理由としては総裁選に菅官房長官が出馬表明ということで、安倍首相の政策が引き継がれる期待感からという話になっています。株式情報コースではもザラ場時間に、指数動向と共にそのあたりの話をしていますので、市況解説の後に御紹介していきます。
日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、前週末比257円11銭高の2万3139円76銭で終えました。自民党総裁選に菅義偉官房長官が出馬を検討と伝わり、現政権からの政策の継続性に期待する買いが集まったかたちです。ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが商社株を取得したことで、資源関連にも資金が向き強い相場となりました。一般的にはこのあたりの話になるかなと思います。
皆さんが気になっているのは、安倍首相が辞任してマーケットへの影響はないのかという点が気になっているかと思います。株式情報コースではザラ場時間にこのような分析を紹介しました。・・・RAKING【入口】
○上値を追う理由にはならない
このコメントが12時50分くらいですが、その後指数は下げていきました。現政権からの政策の継続性に期待という理由で買われていると説明されていますが、これって安倍首相よりも期待できるという話ではありません。だから、先週末に下げたぶんを一度埋めてからは、指数も失速しており上値を追えておりません。今日はバフェットの話もありましたが、マーケットは複合的な要素で株価が決まります。ただ、次期首相に関してだけで言えば、今日の指数動向が露骨だったように安倍首相よりも期待できるという話にはなっていません。そういう意味ではこの材料はマーケットにはポジティブではなく、フラットもしくはネガティブと捉えておくべきでしょう。安倍首相じゃなくてもマーケットへの影響は限定的だという意見も聞かれますが、リーマンショック後の民主党政権時代の日経平均が海外市場と比べて相当出遅れていた事実を考慮すれば、首相が誰かというのはマーケットに大きく関わると考えておくべきだと思います。昨日の会員放送でもそのあたりについては詳しく触れていますので、是非とも株式情報コースで確認してみてください。株式情報コースでは明日もしっかり攻めていきますので、是非とも頼って頂ければと思います。それでは最後に明日の注目銘柄をブログランキングに掲載しておきます。・・・RAKING【入口】