3月17日に、日銀が1204億円の市場からのETF買い入れを行いましたが、実はこれが新たに市場を大きく歪める要因になっていることをお気づきでしょうか。
実は、日銀のETF買い入れは、TOPIX型の買い入れを行うために、日経新聞社がセレクトした225銘柄で構成する日経平均型との間に、価格の歪が出来ているのです。その為、NT倍率といって、日経平均株価をTOPIXで割った指標が、一時14.18倍あったものの、一気に日経平均型が売り込まれたことから、13倍代前半になっているのです。
その影響は、18日のマーケットで、9983ファーストリテで103円、9984ソフトバンクグループで86円と、わずか2銘柄で日経平均を200円近く押し下げる要因となっているのです。
日銀が、1204億円を買う場合、TOPIX型には1000億円以上の買いインパクトがあり、それぞれのセクターでこの歪を利用して、ブルベアペアトレードがもっと盛んに出て来ることになるでしょう。
つまり、これらを意識して、日銀のTOPIX買いが入るであろう時には、どうセクターなどで、TOPIウェイトの高い銘柄を買い、日経ウェイトの高い銘柄を売って、利益を積み増すのです。(詳細は会員情報で割愛します)
市場で、勝ち抜くためには、こういったお金の流れを的確に分析し、ある時には売りで、ある時には、買いを入れることで利益をとらなければなりません。当然、見通しを間違ったときには、容赦なくロスカットで機会損失をしないこと、これだけを守って、生き残ることを大前提に利益の追求を頑張りましょう!これからのマーケットは、需要サイドへの経済政策プランか、供給サイドへの経済政策プランなのか、そしてその中身は何かでお金の流れを追い、顧客資金の最大化を行います。
ブログランキング説明文には、翌日のデイトレに適するであろう銘柄を掲載しています。是非、どういった銘柄を事前に買っているんだろうと翌日の値動き、そして、いつ決済するのかということを想像しながらご覧になってください。本日は、昨日買い助言した遠隔医療関連の4480メドレーが8%高するなど、利益確定助言と、思惑外れで1銘柄のロスカットの助言を行いました。今必要なのは、こういったトレードではないでしょうか。