

皆さんこんにちは、アイリンクインベストメント多田です。本日は上値の重たい1日となりました。日銀の金融政策決定会合も想定どおり据え置きで、特段サプライスはないものになっています。菅新政権で特に何か変わるということはなく、金融緩和を維持して政府と引き続き連携していくと当たり障りのない会見でした。安倍首相と一緒に辞めるのではないかという憶測があったという質問があって、途中で辞めるつもりはない、残り2年半の任期を全うするということでした。まだ2年半も任期があるのかと再認識、その間は少なくとも出口戦略はないんだろうなと思ったしだいです。それで市況解説の後に、今後の相場についてのポイントを解説していきます。
日経平均株価は反落し、前日比156円16銭安の2万3319円37銭で終えました。FOMC後の記者会見で、パウエル議長は資産購入規模が適切であるとし、追加緩和期待が後退した流れを受けて売られました。NY時間外が日本時間でも軟調に推移し上値の重しとなっています。一般的にはこのあたりの話になるかと思います。
昨日の株式情報コースでもFOMCについては触れていて、米10年債利回りに注目だと伝えていました。直近では動いていないため、FOMCで上昇するとタカ派な見方が強まっているため、株安に繋がるといった内容です。実際に昨日のFOMCからはそのような流れになっていますが、気になるのはここから更に弱含むのかということだと思います。
このタイミングで明日は米国版のメジャーSQである、クアドルプル・ウィッチング・デーを迎えます。クアドルプル・ウィッチング・デーでは、先物やオプションが清算されるため、強制的にポジションがクローズされます。そのため、それまで強気相場だったのが、弱気に傾いたりと流れの転換の起点になるケースは少なくありません。売り方と買い方が入れ替わるわけですが、今回はジワッと弱含んでいるタイミングなので、売りに拍車がかかる可能性もあるかなと考えています。 ・・・RAKING【入口】
株式情報コースでは今日もこのシナリオもを想定して新規で組み入れを行っています。なかなか相場観が分からないという方、是非とも株式情報コースを頼ってみてください。最後に明日の注目銘柄をブログランキングに掲載しておきます。 ・・・RAKING【入口】


